漢方勉強会「気血水」

小太郎漢方製薬株式会社様のご協力のもと、漢方勉強会を開催しました。

■今回の勉強内容は、

 漢方の理論の一つ「気・血・水」です。

東洋医学では、体が「気」「血」「水」で構成されると考えます。
これら3つがうまく巡ることで健康が保たれるのです。

しかし、どこかに滞りが起き、巡りが悪くなると、
体調の不良を起こします。

漢方薬は、この3つの巡りが悪くなる原因を
取り除いたり、補うことで、健康な状態に導きます。

 

■漢方薬の特徴

漢方薬は、患者様の症状(訴え)や体質を重視し、
その結果から薬を選びます。

そのため、「体質に由来する症状」や「検査や数値に
現れない不調」などの治療に適しています。

 

 

■漢方薬が得意とする症状

・虚弱体質、冷え性
・生理不順、不妊、更年期障害などの女性の症状
・抑うつ、イライラ、不眠などの精神症状
・耳鳴り、めまい、痛み、しびれ
・尿漏れ、頻尿
・アレルギー疾患

 

 

今回はこの中から、「耳鳴り、めまい」「痛み、しびれ」「女性の症状」の漢方について詳しく学びました。

 

どの症状も「気水血」の巡りを良くしてあげることで、改善していくことができます。
漢方薬は効果はゆっくりですが、一時しのぎではなく、根本から体質を改善できる優れものなのです。

 

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